白く濁った感覚の海に溺れて夢を見る
ベッドの上の現実は目の前の遠い背中

絡みつく、ざらついた「アイ」によく似たモノを深く飲み込んだ

暖かいソ\コに　その中の柔らかいモノを
肌を切り裂き　飽きるまで撫でて
吐き気がするほど繰り返し悦び求めた
他の誰かを抱いたその腕の中で

ルージュでなぞる濡れた傷に
冷めたイニシャルを刻むライラ
花びら千切る噛んだ爪で
嘘の数だけ殺して

手首にカミソ\リ
滴る月は逆様
十\字を切ったら
狂おしく踊る

嗤いながら壊れてくるくる回る首に髪を絡めて

アイシスギテアイガアタマノナカデ ライライ 來………　來………
ハランダキケイノアノコガワラウノ
コワレタフリシテコワシテシマエバ ライラ イラナイ ライラ
アナタノ＿＿＿＿＿ハオナカノナカ
アイシスギテアイガアタマノナカデ ライラ イナイ ナイナイ
ハランダキケイノアノコモワラウノ
イエキノソ\コニシズムアゲハノハネ 來………………… 來…………………
ユメノナカノユメガ＿＿＿＿＿＿＿

バラバラに散らばる痛みが
私の中で色づくライラ
永遠に続くような絶望が
欲しくなるまで殺して
アイしてアイしてもっとアイして
アイして　そして　愛さないで
貴方がくれた裏切りで咲く
綺麗に歪んだ花びら