この雨が君を灰色に染めようとしても

きっと誰もが平等に分け合う　
そんな世界だとしたら
君に降り注ぐこの雨も　
明日には晴れてるかな？

あの日　静寂包む空の下で　
何も言わず君は俯いてた
縫い合わせた継ぎ接ぎ感情を　
心に隠したままで

もしも君に降り注ぐその雨が　
灰に染まっていたとしても
『光差し込む太陽になるから』
ねぇ･･･　
君も空も、雨は振り続いていて･･･

雨は心の奥底の感情を　
流して隠そうとした
だけど降り続くこの雨も　
やがていつか晴れるから･･･

あの日　本当は泣いていた君に　
声を掛ける事さえ出来なくて
今でもずっと後悔してるんだ。　
だから僕はもう一度･･････

もしも君が映し出すその影が　
薄れ消えかけそうな時は
『影を生み出す太陽になるから』
ねぇ･･･　
明後日は晴れてるかな？

絶え間なく降り続けるこの雨で　
灰色に染まりそうな時は
『僕が君を守る傘になるから』
さぁ、もう一度信じてみて･･･

その小さな掌から
零れ落ちた夢の欠片は　
もし、消えかかっていたとしても　
いつか輝き出すから　

もしも君が願ったその未来が　
暗く霞んでいたとしても･･･
『笑顔を照らす太陽になるから』
ねぇ･･･　
やがて空は晴れるから。

たとえこの雨がもう一度君を　
灰色に染めようとしても
君はもう一人じゃないからね　
―\進み出すその未来へ―\