「前回までのメコスジ
西暦20BDA年
初音ミクの暴\走により人類は人口約3分の1を失った。
事態を重くみた連邦政府はBDAを結成
通常兵器ではミクを倒せないと知ったBDAは
ミクのベースともなったMEIKOを購入
勝手にカスタマイズして「よしえさん」と名付けた。
情報収集に向かわせた、よしえさんだったが
BDAはその任務中に彼女の消息を見失う」

もう、擦り切れたレコード
時が止まったままで
アナタの記憶に薄れる
深く、まぶたを伏せる

見える？朱と蒼の空が
混じり、夜明けを待つ

永久に響くその声に包まれ目を閉じて
淡く溶けて、重なり合う記憶の海へ
繋がり合う手と手、声と声、響き合い混ざる
巡る星を夢に見たまま、君の色に染まりゆく
「旧式が最新エンジンに勝てるわけないでしょ?」

「よう、目が覚めたか?」
「ナ...ナモナキ...!そ...そうだ、よしえは?」
「おい?死にに行く気か?さっきまで死人だった奴が?
なんなら、俺が今、この場で
!!...ぐむむぅ....」
「.........!?」
「...行くの?」
「ああ...俺、やすおだから。
そんなオモチャ持って?...いいわ!
持って行きなさい。生きてもどるのよ。」


ねえ…不確かな未来
「さよなら...よしえ!」
描く、背中を見てた
「や...やずぼぉ!」
抱き合いなぞりあう、弱さ
いとしく、かさねた鼓動

焦がす胸の熱を奪い
「......」
空に、溶けて混ざる

深い闇を打ち消した、光の先へと
アナタの肩越しに見上げた夜明けの空
「ブラックダダーンDX」
「俺が、ヤツの動きを封じてやる!」
かさねた手を、握り返した温もり今も
「よしえは最大出力でヤツを、う...」
巡る星に夢を見たまま、君の彩が解けない
「うてえぇぇ!い...今?」

深い闇を打ち消した、光の先へと
アナタの肩越しに見上げた夜明けの空
かさねた手を、握り返した温もり今も
巡る星に夢を見たまま、君の彩が解けない