とても良質な毛並み
爪は決して立てたりもしない
ビー玉の様な瞳で
あなたを虜にしてみましょう

ほらにゃんにゃんにゃん
ほらにゃんにゃんにゃん
さあ歌いましょう
ほらにゃんにゃんにゃん
ほらにゃんにゃんにゃん
さあ踊りましょう

僕は高貴なねこねこねこで
僕は紳士なねこねこねこにゃ
そこらのノラは足元にも及ばないのさ

だから僕の事を見ててよ
そして僕の後ついて来なよ
君の事を絶対
楽しませてあげるから
もっと君の声を聞かせてよ
ずっと君の傍にいるから
気ままな僕だけれど必ず帰るから
君のいる所へと

とても上品な身なり
誰もが振り向くこの仕草
優雅な仕草にあなたも
夢中になるのも分かるわ

ほらにゃんにゃんにゃん
ほらにゃんにゃんにゃん
さあ高らかに
ほらにゃんにゃんにゃん
ほらにゃんにゃんにゃん
さあしなやかに

私は気高いねこねこねこで
私は耽美なねこねこねこにゃ
そこらの普通なオスねこには興味がないの

だから私に魅せ付けてみてよ
そして私を虜にしてよ
「君だけ特別だよ」
そんなの当たり前の事よ
もっと楽しませてみせてよ
ずっとここで見ていてあげるから
気ままな私だけどこうして付き合ってあげる
勘違いをしないで

君は気高くて素直じゃないけれど
そんな君を手に入れたいよ
笑わせないでよ　私は誰の
ものでもないんだから

そうか僕の恋は叶わない
いつか振り向かせてみせるよ
君の事を絶対
守ってあげるから
もっと君と近づきたいよ
ずっと君の事思ってるから
気ままな僕だからねそろそろおいとまするよ

もう少しここに居てもいいのよ
どうせ退屈な日々だもの
あなたの事を別に
認めた訳じゃないけど
「さよなら」なんてちょっとズルいんじゃない？
私は「待て」なんて出来ないの
気ままな私だから次は相手にしてあげないっ
本当はもう少しだけ
一緒にいたかったりして･･･